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 水菜(京菜) 
分類:アブラナ科・アブラナ属
学名:Brassica campestris
出荷時期:
周年出回っているが、出荷は早いもので11月。
2〜3月に出荷が多い。

※写真の品種は「千筋京水菜」

水菜は京都が原産地で、江戸時代の初めから栽培されています。
肥料を使わず水と土だけで作られていたことから、水菜と呼ばれるようになったと言われています。
地方によっては、京菜とも呼ばれます。それは、京都から全国に広まったためです。



水菜(京菜)は、京都の壬生(みぶ)で採れるものを壬生菜と呼びます。
水菜は葉が細長く細かい切れ込みがあり、壬生菜には葉に切れ込みがなく、へら型で細長い丸葉が特徴です。
関西では、千筋京水菜という種類が多く栽培されています。繊細な葉が株元から千本近くも出ることから、この名前がつけられたそうです。
関東では、茎広京菜という種類がよく栽培されていて、千筋京水菜に比べると葉の幅が広くて切れ込みが浅く、茎も太い品種です。


鮮度の見分け方

葉先や切り口が痛んでいなく、みずみずしいものを選びましょう。
茎があまり太くなく、株張りの大きいものが良い。


栄養と効能    栄養素

ビタミンA、ビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウムを多く含みます。
植物繊維も多く、肥満・糖尿病・大腸ガンなどの成人病予防に役立ちます。

ビタミンA・Cは、発育・成長に役だち病気に対する抵抗力等の効果があります。
また、豊富に含まれるビタミン類は肌の潤いを保ち、ひび・あかぎれ・しもやけなどの予防よいとされています。
カリウムは、血圧を上げる食塩に含まれるナトリウムを排出する作用があり、脳卒中や心臓病に効果があります。
水菜に含まれる葉緑素には、アルコール・ニコチン・尿酸等を中和解毒効力があり、血液の浄化作用があります。


保存方法

傷みやすいので長く保存できません。できるだけ早く使いきるようにしましょう。
冷蔵庫に保管する場合は、新聞紙を湿らせて全体を包み、ビニール袋などに入れて保管すると良いです。
茹でてから冷凍すると長期保存できます。


調理ポイント

独特のシャキシャキした歯ごたえを生かすには、あまり火を通し過ぎないようにしましょう。
水菜の香りと辛みは、肉類の臭みを消す効果があり、煮物や鍋物には最適です。
油を使った炒め物などは、ビタミンAの吸収を良くします。


水菜豆知識

名前(壬生菜)の由来
原産地であり、壬生菜(みぶな)の名前が由来した壬生村にまつわる話です。
幕末、京の警備のため活躍した新撰組は、「壬生村」の八木源之蒸宅で誕生しました。将軍上洛の警護の名目で上京した浪士隊のうち、八木家を宿所としていた「芹沢鴨」「近藤勇」ら十数名が、主張の相違から浪士隊と袂を分かち、松平容保の庇護の下「新選組」を結成し、八木家長屋門に「新撰組宿所」の札を掲げました。しかし、新撰組の過激な行動に京の人たちは「壬生浪」と蔑視し、恐れたそうです。

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